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夕方は注意堅実・コモディティ高を急激に全体的な南アフリカランド売りプレッシャーが弱まり、南アフリカランド・インデックス(南アフリカランドと主要6通貨ペアの通貨ペアレートを加重平均した指標)は76台前半へと下降し、1年ぶりの底値を記録した。
しかし、今週は日本の大型連休やクォーター末を控えて手仕舞いや益出しの動きも弱まるとみられることから、南アフリカランドの独歩安も一段落となる可能性がある一方、FOMC・US債入札・主要20カ国・地域(G20)ファイナンスサミット(首脳会議)などイベントも多く、薄商いの中、乱高下となる可能性もあり注意が必要となろう。
今週火・水曜日に開催されるFOMCでは政治対策利息の誘導目標を0.00%-0.25%に据え置くことが濃厚となっているものの、夕方は米著名シンクタンクのメドレー・グローバル・ア南アザーズが「FRB内で利息上昇開始時期に関する見解に相違がある」とのレポートを発表しており、FOMC内部には利息上昇に積極的なメンバーが存在することを示唆している。
また、FOMC声明が「出口政治対策」を意識したものとなった場合は、南アフリカランドが急激にロング戻される可能性も捨て切れないだろう。
他にも今週は水曜日に2年債(430億南アフリカランド)、水曜日に5年債(400億南アフリカランド)、水曜日に7年債(290億南アフリカランド)といった過去最大規模のUS債入札を控えており、需給不安からUS債利回りが上昇した場合は南アフリカランドのサポート要因となることが考えられ、入札用の南アフリカランド手当て目的のロングも弱まる可能性がある。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。